JOURNAL
DJ Kool Herc
日頃より当店をご愛顧いただきありがとうございます。
日付が変わってしまいましたが、
今から47年前の昨日1973/8/11、HIPHOP3大DJの一人「DJ クール・ハーク」がブロンクスで小さなブロックパーティーを開きました。
クール・ハークは客がずっと盛り上がって踊れるように2つのターンテーブルを並べ、レコードのドラムブレイク部分(インスト部分)をつなぎ合わせてパーティーの音楽が途切れないようにしました。
これがいわゆる「ブレイクビーツ」の起源とされています。
さらにクール・ハークはこのブレイクビーツにハードファンクやロック、そしてラテンの打楽器を採り入れることで、今のヒップホップの基盤が出来上がりました。
その後、ブレイクビーツに合わせてダンスを踊ったり、パーティーを盛り上げるためにマイクを持ったMCが、後にブレイクダンス、ラップへと進化していくわけですね。
たまにブレイクビーツを音楽ジャンルと認識して話している方と遭遇しますが、厳密には技術です。
というわけでこれがHIPHOPのルーツということで、8/11はHIPHOPの誕生日とされています。
ちなみにこのブレイクビーツで踊るダンサーのことを「ブレイクボーイ(B-boy)」と言い、
このクール・ハークからDJを学んだのが、ご存知「グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash)」ですね。
またHIPHOPの四大要素が定義されるのは、もう少し後になりますが、長くなるのでまた機会があれば。。。
あ、ちなみにクロスフェーダーもまだこの時はありません!笑